雨樋とは?工場の雨樋の役割や種類、
故障した際の対応方法を解説

「雨樋」とは何のことを指すのか、ご存知でしょうか?

雨樋は集中豪雨などの環境要因から建物を守る役割を果たしています。
とくに工場などの設備を持つ方は、生産稼働を継続させるためにも雨樋の役割や種類、日頃のメンテナンス方法をしっかりと把握しておきましょう。
本記事では、雨樋の種類やメンテナンスする際の注意点、故障した際の対応方法などを解説いたしますので、ぜひ参考にしてください。

雨樋とは

雨樋とは

雨樋とは建物の屋根や外壁に設置される管のことです。


排水の役割を果たす

雨樋は雨水を排水する役割を果たします。屋根上に降り注いだ雨水が雨樋を通じて地面に排水されることで、雨漏りを防ぐことが目的です。近年では、デザイン性の観点から雨樋がない建物も散見されますが、さまざまなデメリットが考えられます。



  • 集中豪雨の際に屋根に負担がかかる
  • 地面に雨水がまとまって落ちると騒音の原因になる
  • 建物に湿気が残りシロアリの温床になる

雨樋を設置しないことで上記の弊害が生じるため、物件や工場などの一般的な建物では設置は必須と言っても過言ではありません。



別名「とゆ」「とよ」と言われる

雨樋は別名「とゆ」「とよ」と呼ばれることがあります。とくに古くから携わる専門業者のなかには、このような用語を使う方もいるので一応覚えておきましょう。

雨樋の種類

雨樋の種類

雨樋にはいくつか種類がありますが、本記事では代表的なものをご紹介いたします。

軒樋

軒樋は屋根の軒先に設置された横長の建材のことです。雨水を寄せ集めて地面に排水する役割を果たしています。一般的には安価で柔らかい印象を与える半丸形のものが設置されていますが、集中豪雨が頻発する地域や工場などでは角型のものが設置されるケースが多いです。

材質としては塩化ビニール・ガルバリウム鋼板・ステンレスなどが一般的です。それぞれ下記のような特徴を持ちます。

  • 塩化ビニール
    施工がしやすく比較的安価なため、至るところで設置されています。軽量なことから建物への負担は小さく済みますが、耐久性は弱く紫外線などの影響も受けるため、定期的にメンテナンスが必要であるというデメリットがあります。
  • ガルバリウム鋼板
    耐久性が高い一方で、軽量であることから材質としては高い評価を受けています。しかし、その分だけ価格も一般の鉄板より高い傾向にあります。
  • ステンレス
    塩化ビニールに比べると耐久性が高く、錆びにくいため長持ちします。継ぎ目がないためデザイン性が高い点も特徴です。価格はガルバリウム鋼板よりさらに高くなります。

谷樋

谷樋は屋根と屋根の間に取り付けられるものです。屋根面の雨水を一挙に引き受ける役割を果たすため、耐久性が非常に重要で、一般的には「ガルバリウム鋼板」や「ステンレス」「耐酸被覆鋼板」などの金属材質が用いられます。

工場の雨樋をメンテナンスするタイミング

雨樋の種類

工場の雨樋は下記のようなタイミングでメンテナンスをしましょう。

雨水が溢れ出したとき

雨水が溢れ出したとき(=オーバーフローの状態になったとき)はメンテナンスが必要です。雨樋が歪んでいることが原因で、オーバーフローしている可能性も考えられます。また、集中豪雨によって許容以上の雨水が排水された場合には、雨樋が壊れてしまう可能性もありますので、必ず確認するようにしましょう。

ヒビ割れが生じたとき

雨樋にヒビ割れが生じると、最悪の場合は雨漏りが発生する恐れがあります。雨漏りが発生すると、工場の稼働が止まったり、機械が感電して事故が発生したりする可能性も考えられるでしょう。また、ヒビ割れから雨水が侵入して屋根の腐食が進んでしまう恐れもあります。雨樋のヒビ割れを発見したら、すぐに専門業者に依頼して交換してもらってください。

金具がはずれたり、ごみ・土砂・落ち葉などが詰まったとき

金具が外れると屋根と雨樋の間に隙間が生じてしまいます。この状態では雨樋を通じて排水することが難しいので、釘を打つなどして金具を止める必要があるでしょう。また、ごみ・土砂・落ち葉などが雨樋に詰まると、排水効率が下がります。定期的に掃除をしたり、落ち葉よけの設置を検討したりなど、ご自身でも対策を講じてみてください。

工場の雨樋が故障した場合に起こること

工場の雨樋は下記のようなタイミングでメンテナンスをしましょう。

屋根の工事費用がかかる

雨水が屋根に侵食して腐食が進むと、屋根の工事が必要となります。屋根の工事は目安として、下記の金額が必要になるため、工事が必要となる前に雨漏りの発生を防ぎましょう。

  • カバー工法(既存の屋根上に新しい屋根を設置する工事方法)
    1平米あたりの費用相場
    ・波形スレート:8,000円〜10,000円前後
    ・折板屋根:5,000円〜8,000円前後
  • 葺き替え(屋根を取り替える工事方法)
    1平米あたりの費用相場
    ・波形スレート:24,000円〜30,000円前後
    ・折板屋根:13,000円〜18,000円前後

設備が壊れてしまう

設備が雨水に晒されると故障してしまう恐れがあります。故障した際には修理代がかかったり、稼働する機械が減る分だけ生産効率が落ちる可能性も考えられます。

感電して事故につながる

漏電が生じると感電して事故に繋がる恐れもあるでしょう。実際に事故が発生すると、被害者からの損害賠償、工場の親会社・取引先・周辺住民への説明など、対応に追われてしまいます。

稼働の停止をまねく

最悪の場合は生産停止に追い込まれる可能性も考えられます。生産が停止すると損失が生じるので、できるだけ事前にリスクは減らしておきましょう。

工場の雨樋をメンテナンスする際の注意点

工場の雨樋をメンテナンスする際の注意点

雨樋は定期的にメンテナンスをしましょう。掃除をしたり、落ち葉よけの設置を検討したりなど、ご自身で対策を講じることも可能です。
それでも改善できない問題が生じた際には、雨樋の勾配調整や破損部分の取り替えなどが必要となるため、専門業者に依頼してみてください。

依頼する専門業者を選ぶ際には、下記2つの点に注意しましょう。

  1. 複数社から相見積をとる
    専門業者のなかには、相場より高い金額を見積もる会社もあります。相場感を把握したり、金額交渉の材料にするためにも複数社から相見積はとっておきましょう。
  2. 修理実績を確認する
    工事期間中に事故が発生したり、工事後に不備が発覚したりなど、業者によっては工事レベルが低い可能性もあります。公式サイトで実績や操業年数を確認して、できるだけ安心して任せられる専門業者を選んでください。インターネット上や知人からの口コミも参考になります。

工場の谷樋なら綿半ソリューションズのバイパス桶がおすすめ

工場の谷樋は、綿半ソリューションズが特許を持つバイパス樋がおすすめです。
屋根全体で受ける雨水量を分散させることで、既存の谷樋では処理できない集中豪雨によるオーバーフローも防ぐことができます。


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また、お客様の工場の操業を止めずに屋根上で施工いたします。工場の屋根の大きさや地域の降雨量などを確認したうえで、バイパス樋の設置可否や設置本数などをご提案いたしますので、まずは気軽にお問い合わせくださいませ。調査は無料で実施いたします。

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