倉庫の屋根が雨漏りする原因と修理費用
DIYをおすすめしない理由も解説

倉庫の屋根が雨漏りして困っていませんか?
応急処置をしたそばから雨漏りすると、うんざりしてしまいます。
当記事では、倉庫の屋根が雨漏りする原因と対策を詳しく解説します。
倉庫の屋根が雨漏りして悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

倉庫の屋根が雨漏りする原因

倉庫の屋根が雨漏りする原因

まずは倉庫の屋根が雨漏りする原因を見ていきましょう。
考えられる主な原因は以下の3つです。

● 屋根材の劣化
● ボルトのサビ
● 自然災害による屋根の変形

屋根材の劣化

倉庫の屋根材は時間とともに劣化するものです。
屋根材がサビたりひび割れたり穴が開いたりすることで雨水が侵入し、雨漏りの原因となります。
特に築年数が長い倉庫では屋根の耐久性が低下していることが多く、点検とメンテナンスが必要なケースが多いです。
屋根の劣化を放置すると建物の内部までダメージが及び、修繕費用が高くなる可能性があります。

専門業者に依頼して適切な修理や交換を行うことで、長期的な目線で見るとコスト削減につながるため、この機会に予算を割いて修繕しておきましょう。


ボルトのサビ

倉庫の屋根を固定するボルトがサビることで雨漏りが発生することもあります。
ボルトがサビると締め付けがゆるくなり、隙間ができて雨水が侵入します。
特に雨や湿気の多い環境ではボルトがサビやすいため、定期的な点検と防錆対策が不可欠です。
サビたボルトを手遅れにならないうちに見つけて早めに交換すれば、雨漏りのリスクを減らせます。
適切なメンテナンスを行い倉庫の屋根の寿命を延ばしてトラブルを未然に防ぐためにも、定期点検を怠らないようにしましょう。


自然災害による屋根の変形

台風や強風などの自然災害で倉庫の屋根が変形し、雨漏りの原因となることがあります。
強風や大雨にさらされると屋根がずれたり破損したりして隙間ができ、そこから雨水が侵入します。
自然災害の後は速やかに屋根の点検を行い、必要ならすぐに修理を依頼しましょう。
被害が拡大する前に早めに対応することで、今後も安全に倉庫を使い続けられます。

倉庫の屋根の
雨漏り対策と修理費用

倉庫の屋根の雨漏り対策と修理費用

ここからは倉庫の屋根の雨漏りを根本的に修理する方法と、費用相場を解説します。
今回紹介する修理方法は次の3つです。

● ボルトキャップの取り付け
● 塗装工事
● 屋根カバー工法

ボルトキャップの取り付け

ボルトキャップを取り付けると、ボルト部分のサビを防げます。
屋根の雨漏りの原因になりやすいボルトを覆うことでサビの進行を防ぎ、雨漏れを防ぎます。
ボルトキャップの取り付けは1か所70〜120円程度です。
手軽にできる対策として、特にボルトのサビが進行している場合に有効です。


塗装工事

屋根の防水性能を回復させるためには、塗装工事がいいでしょう。
防水塗料を使って防水効果を高めるだけでなく、小さなひび割れや隙間を埋めて屋根の寿命を延ばせます。
屋根全体の色をきれいに塗り直すことで美観を回復し、手入れが行き届いている倉庫のようなイメージを近隣住民に与える効果もあります。
塗装工事の相場は、使用している屋根材によって異なりますが、だいたい以下の金額で修理できると考えておきましょう。

屋根の種類1平米あたりの費用相場
折板屋根4,000円〜7,000円前後
スレート屋根5,000円〜8,000円前後


屋根カバー工法

既存の屋根材の上に新しい屋根材を重ねる屋根カバー工法は、雨漏れ部分の屋根材の劣化が激しい場合に効果的です。
工期が短く、廃材処理費用がかからないメリットがあります。
防水性や断熱性の向上も期待できるため、長期的なコスト削減につながる点も嬉しいポイント。
カバー工法も屋根の種類によって相場が違ってくるので、以下の表を参考に予算を計算してみましょう。

屋根の種類1平米あたりの費用相場
折板屋根5,000円〜8,000円前後
スレート屋根8,000円〜10,000円前後

業者に依頼する前に
倉庫の屋根の雨漏りを止める
応急処置

業者に依頼する前に倉庫の屋根の雨漏りを止める応急処置

屋根の修理業者が来るまでの応急処置として雨漏りの対処をしたいなら、以下の方法を試してみてください。

● バケツを置く
● ビニールシートを貼る
● コーキング材でひび割れを埋める

あくまで応急処置なので雨漏りを止めることはできませんが、なにもしないよりはマシでしょう。

バケツを置く

シンプルに雨漏り箇所の真下にバケツを置く方法で、最も簡単で効果的な応急処置の一つです。
雨水が床に広がるのを防ぎ、倉庫内の物品や機器へのダメージを最小限に抑えられます。
大雨が降っているときは頻繁にバケツをチェックし、いっぱいになったら水を捨てます。
手間はかかるものの、手軽で確実に被害をおさえられる方法です。


ビニールシートを貼る

屋根の雨漏り箇所にビニールシートを貼れば、雨水の侵入を一時的に防げます。
ビニールシートを貼った箇所からの雨水の侵入を抑え、それ以上倉庫を水浸しにせずに済みます。
具体的には、ビニールシートを雨漏り箇所の上から広げ、しっかりと固定します。
風で飛ばされないように重りやテープを使ってシートを固定すると、気づいたらビニールシートが剥がれて雨漏れしていた、という事態を防げます。


コーキング材でひび割れを埋める

屋根材のひび割れが原因で雨漏りが発生している場合、コーキング材を使用してひび割れを埋めることで応急処置できます。
コーキング材はホームセンターなどで売っている充填剤です。
ひび割れ部分をきれいにしてコーキング材を使って埋めることで、完璧ではないものの、雨漏りしている部分を補修できます。

倉庫の屋根の雨漏り修理を
自分でするのはやめるべき

倉庫の屋根の雨漏り修理を自分でするのはやめるべき

ときどき倉庫の屋根の雨漏り修理を自分でしようと考える方がいますが、リスクが高いのでやめておきましょう。
高いところに登って作業すると、転落の危険があります。
さらに、専門知識がないと雨漏りしている原因を正確に特定するのが難しく、修理方法を間違える可能性があります。
誤った修理をしてしまうと雨漏りを悪化させ、高額な修理費用がかかってしまうでしょう。
また、市販の修理キットは品質が劣るため、一時的には直ったように見えても再び雨漏りしてしまうかもしれません。
倉庫の屋根が雨漏りしていたら、修理はプロの業者に依頼しましょう。

倉庫を稼働させつつ
屋根の雨漏りを直したいなら

WKカバー工法がおすすめ

倉庫を稼働させつつ屋根の雨漏りを直したいならWKカバー工法がおすすめ

今回は、倉庫の屋根が雨漏りしている場合の原因と対処法を詳しくお伝えしました。
ご自身で対処するのは応急処置程度に止め、根本的な修理は専門家を頼りましょう。
なお、雨漏りがひどい箇所を倉庫の稼働を止めずに修繕したいなら、綿半ソリューションズのWKカバー工法がおすすめです。

WKカバー工法を使って工事すれば、短納期で費用を抑えつつ雨漏りを根本的に直せます。
コストを抑えて倉庫の屋根を修繕したい方は、ぜひWKカバー工法をご検討ください。

また、雨漏りの原因がわからずどんな修理方法がいいか教えてほしい、というご相談も承っております。
実際に屋根を見せていただいた上で、貴社の倉庫に最適な工事方法をご提案いたします。

お客様のお困りごとをお聞かせください 当社が無料で調査いたします。

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