浸水対策

工場・倉庫などの止水板について

近年、100年に一度と言われる大規模災害が頻発しています。
大雨による浸水被害は、マンションの地下駐車場や店舗に甚大な被害をもたらし、車両や設備に多額の損害を与えています。
建物の資産価値を守るためには、水の侵入が予想される箇所への対策が不可欠です。
止水板の設置や防水ガラリの導入など、建物の用途に応じた適切な浸水対策を講じることで、被害を未然に防ぐことができます。

工場・倉庫などの止水板の特徴

脱着式止水板「パシャット」

アルミパネルをはめ込むだけの楽々設置の止水板。
スピーディーな組み立てが可能です。
中空構造の軽量なアルミパネルは、片手で軽々持ち運びができます。
漂流物の衝撃にも耐えられる強度を確保しています。


脱着式止水板「パシャット」

自動防水ガラリ「パタット」

「パタット」は、工場・マンション等の換気口へ取付ける自動防水ガラリ。
通常時は換気や採光のためのガラリとなりますが、浸水時は一定量浸水すると、ガラリが自動で閉まり、泥水などの侵入を防ぎます。
オートクローズ機能のため、電源不要で浸水を防止できます。


自動防水ガラリ「パタット」

浮力式止水板など

水の浮力を利用して、自動で起立する止水板。
深夜や無人の建物でも安心です。
電力が不要なので、水害時に多い停電を心配する必要もありません。
水が引けば、止水板は自動的に格納されます。
その他、間口の広さや用途に応じた製品をご提案いたします。


浮力式止水板など

止水板設置事例(パシャット)

写真1

オフィス出入口に設置

写真2

止水パネル(2,000㎜×160㎜)1枚 5.6kg
一人でも軽々設置

写真3

クイックロックシステム
脱着レバーで簡単固定

止水板とは

豪雨や台風などの水害時に、建物内部に水が流れ込むのを防ぐために、建物の出入口などに取付ける板のことを止水板(防水板)と言います。
主な設置場所は、店舗や倉庫、工場などの建物の出入口、地下駐車場や地下階段の出入口、エレベーター前、電気室前などです。
設置は後付け可能なものが多いため、古い建物でも問題ありません。
設置が一人で行えるような軽いタイプや、コンパクトに収納できるタイプなど、さまざまな種類があります。

止水板の種類は

起伏式

止水板は、通常時は床面に格納されており、水害時に起伏させて使用します。
手動タイプと電動タイプがあり、予算により選択が可能です。
止水板格納部に侵入した水の浮力を利用して、全自動で止水板を起伏させる動力不要の浮力タイプもあります。


脱着式

支柱にパネルを差し込んでロックする設置が容易な止水板で、設置場所の制約が少ないのが特徴です。
パネルは、通常時は別の場所に保管しておき、水害時に持ってきますが、一人で運べる軽量タイプが多く、設置も少人数でスピーディに行えます。


シャッター式

止水機能をもつシャッターで、通常時は管理用シャッターとして使用できます。
浸水時も、止水板のように持ち運ぶ必要がないため、すぐに閉鎖ができます。
地下通路の出入口に適しています。


シート式

止水シートも止水板の一種です。軽いので設置や収納が手軽という特徴があります。
通常時は、止水シートを設置場所の床下に収納することで、止水シートの保管場所を設ける必要がないタイプもあります。
シートなので、破れそうに見えますが、水圧に耐える丈夫な素材で作られています。


スライド式

止水板を横にスライドさせて設置するだけなので、素早く楽に止水できます。
通常時に止水板をしまっておく戸袋スペースが必要です。
間口の広い出入口で使われることが多い止水板です。


自動防水ガラリ

水位が上がると自動でブラインドが閉まる動力不要の防水ガラリです。
無人の倉庫や電気室の浸水対策として適しています。もちろん手動での開閉も可能です。
通常時は換気や採光のための通気口として使用できます。


よく見られているページ