工場の暑さ対策に使える補助金4選!
対策内容や注意点も

「工場の暑さ対策に使える補助金はどんなものがあるか知りたい」
「補助金を使ってどんな暑さ対策ができるか気になる」
「工場の暑さ対策のための補助金申請の流れまで知りたい」
このように悩んでいませんか?

暑さ対策のための工場の改修工事に補助金を使えるなら使いたい方が多いでしょう。
当記事では、工場の暑さ対策に使える補助金4選から申請方法、注意点まで詳しくお伝えします。
ぜひ参考にしてください。

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工場の暑さ対策に使える補助金4選【金額・期限あり】

工場の暑さ対策に使える補助金4選【金額・期限あり】

工場の暑さ対策に使える補助金制度の具体例を4つ紹介します。

● エイジフレンドリー補助金
● 工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業
● 業務改善助成金
● 働き方推進支援助成金

順番に説明します。

エイジフレンドリー補助金

エイジフレンドリー補助金は厚生労働省による補助金制度で、高齢労働者のための設備導入や熱中症対策、健康促進維持が目的とされています。
エイジフレンドリー補助金には次の3つのコースがあります。
項目 専門家総合対策コース
(職場環境改善・運動指導等)
熱中症対策コース コラボヘルスコース
補助率 2分の1 2分の1 4分の3
上限額(消費税抜き) 100万円 100万円 30万円
複数コース同時に申請することは不可能で、各事業者への助成金の交付は1回限りとなるので注意しましょう。
また、専門家総合対策コースで申請を行う場合は、専門家による評価を行う第1段階と改善の取組を行う第2段階に分かれます。
熱中症対策コースやコラボヘルスコースとはフローが異なるので、こちらも注意が必要です。
2026年のエイジフレンドリー補助金の申請受付は5月20日(水)から10月31日(土)までです。(専門家総合対策コースの第1段階の申請期間は8月31日までです。)
エイジフレンドリー補助金を検討したい方は、厚生労働省の補助金についての案内をご覧ください。

「エイジフレンドリー補助金について」はこちら


工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業

工場・事業場における先導的な脱炭素化取組推進事業は環境省による補助金制度です。
日本の中長期的な温室効果ガス削減目標の達成に貢献することが補助金の目的で、CO2を減らすという名目の設備投資が認められれば補助金の対象になります。
たとえば断熱材を工場の屋根に施工することで空調効率が向上し、省エネ効果が認められると判断されれば受給できる可能性があります。
エアコン等の空調設備を入れ替えることでCO2削減につながると証明できるなら、それも対象になるでしょう。
2026年の公募では、令和7年度補正予算分の公募が3月19日より行われており、6月10日(水)までとなります。
なお、令和8年度予算分については、現時点にて公募開始の発表はありません。
気になる方は次の環境省の脱炭素化事業一覧ページから詳細を確認しましょう。

「SHIFT事業の概要」はこちら
「公募情報」はこちら


業務改善助成金

業務改善助成金は厚生労働省による助成金制度です。
中小企業や小規模事業者の「生産性向上」と「事業場内最低賃金の引き上げ」を同時に支援することが目的で、賃上げ計画とあわせて生産性向上に資する設備投資を行うことで費用の一部が助成されます。
たとえば、夏季の工場内の高温環境は、従業員の体力消耗や作業効率を著しく低下させる要因です。
これを解決するために「労働環境の改善を通じた生産性向上」という目的で、工場内への空調設備の導入や、冷房完備の休憩所の新設・改修を行えば、助成金の対象として認められる可能性があり、最大で600万円の支給の可能性があります。
本助成金は、2026年9月1日から交付申請の受付を開始予定です。
気になる方は次の厚生労働省のページから詳細を確認しましょう。

厚生労働省:業務改善助成金


働き方改革推進支援助成金

働き方改革推進支援助成金は厚生労働省による助成金制度です。
中小企業における労働時間の短縮や年次有給休暇の取得促進など、働きやすい職場環境づくりを支援することが目的で、設定した成果目標を達成するための設備投資等に対して助成されます。
たとえば、過酷な暑さによる疲労蓄積を防ぎ、作業を効率化して残業時間を削減するために、工場内へのエアコンや換気設備の導入、冷房付き休憩室の整備などを行うことで、受給できる可能性があります。
熱中症対策を講じることが、そのまま労働時間の適正化や従業員の健康維持につながると判断されれば対象となります。
本助成金は、2026年4月13日から交付申請の受付を開始しています。
気になる方は次の厚生労働省のページから詳細を確認しましょう。

厚生労働省:働き方改革推進支援助成金

補助金を使ってできる工場の3つの暑さ対策

補助金を使ってできる工場の3つの暑さ対策

補助金を使ってできる工場の暑さ対策の具体例を3つ紹介します。

● 工場内にエアコン・送風機を設置する
● 遮熱シートを導入する
● 保冷剤付きベストや空調服を導入する

それぞれ詳しく解説します。

工場内にエアコン・送風機を設置する

最もオーソドックスな工場の暑さ対策は、工場内にエアコン・送風機を設置することです。
エアコンや送風機が完備されていれば、暑さが厳しい真夏の工場で働き続ける方の健康を守れます。
新たにエアコン・送風機を設置すれば省エネになる、もしくは高齢者の労働災害防止につながると客観的に認められれば受給できる補助金があるので、検討してみましょう。

遮熱シートを導入する

遮熱シートを導入するのも工場における暑さ対策の1つです。
工場の屋根に遮熱シートを施工すれば、日差しによる輻射熱を遮って室温上昇を防げます。
遮熱シートで熱を遮れば空調効率もアップして、省エネや光熱費削減にもつながります。
メリットが大きい施策ですが、1つ気になるとすれば導入費用が数十万〜数百万円かかる点です。
改修により工場の省エネになると認められれば補助金が使える場合もあるので、導入前に補助対象の確認をしましょう。

保冷剤付きベストや空調服を導入する

工場の暑さ対策に有効なグッズとして、保冷剤付きベストや空調服があげられます。
工場では安全性を重視して夏でも厚手の長袖を着用しているケースが多いので、個人の暑さ対策として服装を見直してみるのもいいでしょう。
空調の入れ替えや屋根の改修より保冷剤付きベストや空調服を導入するほうが、費用を抑えられる傾向にあるため、管理者としても導入検討しやすいです。

工場の室内空間の大きさや環境によって効率的な冷却方法は異なるため、どれが最適か迷ってしまう方は専門家への相談をおすすめします。

その他断熱に関してはあわせて下記記事をご確認ください。
▶ 工場の断熱対策4選!費用相場も解説

工場の暑さ対策についてはあわせて下記記事をご確認ください。
▶ 工場が暑すぎる!7つの暑さ対策グッズや根本的な解決方法まで解説

補助金申請の流れ

補助金申請の流れ

補助金申請の流れを紹介します。
申請にはシミュレーションや申請書類の作成が必要です。

1.現地調査
2.見積シミュレーション
3.申請書作成
4.施工
5.完了報告
6.完了検査
7.導入結果報告

特に、見積シミュレーションや申請書作成は手間がかかる上に専門知識も必要とされます。
できるだけ手間をかけずに補助金を使いたいなら、補助金申請に慣れている方に相談して進めましょう。

工場の暑さ対策で補助金を申請する際の5つの注意点

工場の暑さ対策で補助金を申請する際の5つの注意点

補助金を申請する前にふまえておくべき注意点を5つ紹介します。

● 多くの補助金は後払い
● 支給までにかなり時間がかかる
● 補助金の事業期間を知っておく
● 事務処理をおろそかにすると受給できないケースも
● 会計検査院の検査が入ることがある

1つずつ見ていきましょう。

多くの補助金は後払い

多くの補助金は後払い制になっているため、先に資金を用意して支払う必要があります。
補助金が先に出ることを前提に補助金でもらえるはずの金額を用意しないで設備投資をすると、資金が足りなくなってしまいます。
たとえば、外壁の補修工事100万円に3分の1の補助金をもらう予定がある場合、まずは100万円用意して支払いましょう。
補助金は後払いが基本であると念頭に置いておけば、用意する金額を間違えずに済みます。

支給までにかなり時間がかかる

補助金を申請してから実際に支給されるまでには6〜8ヶ月、場合によっては1年かかります。
補助金を受ける正当な根拠となる資料を提出し、検査を受けて支給が決定するには、どんなに短く見積もっても2〜3ヵ月はかかるものです。
申請後すぐに受給できるわけではないため、資金的な余裕がないと先に出費するのがきついと感じてしまうでしょう。

補助金の事業期間を知っておく

補助金の事業期間をしっかり把握しておきましょう。
補助金が支給対象となるのは、事業期間内の支出に限られるからです。
つまり、設備投資に着手できる時期は、補助金を申請・採択・交付決定の後に事業期間が決まってからであると覚えておきましょう。

事務処理をおろそかにすると受給できないケースも

せっかく交付が決定しても、事務処理をおろそかにすると受給できないケースもあります。
事業期間終了後に報告書や支払証憑類を提出する必要がありますが、提出書類がきちんと作成されていなかったために支払いを拒否された例があります。
目的外の諸経費が含まれているという理由で支給されないケースもあるので、注意しましょう。

会計検査院の検査が入ることがある

補助金の財源は国の税金や雇用保険料なので、会計検査院の検査が入る可能性があります。
検査が入って不正を疑われたら、返還請求がなされることもあります。
検査が入る可能性を念頭に置いて、ルールに則った適切な事務処理を行いましょう。

暑さ対策で工場を改修するなら
綿半ソリューションズにお任せください

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今回は、工場の暑さ対策を行う際に申請できる補助金を3つ紹介しました。
少しでも改修費用を抑えたいなら、暑さ対策の改善修理を行う前に、使える補助金があるか確認しましょう。
なお、工場の暑さ対策を行うなら綿半ソリューションズの「クールルーフファン」や 「大型シーリングファン」といった気流改善対策もご検討ください。
ファンで工場全体の気流を拡散させ、快適な作業空間を実現します。詳しい仕組みを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
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